【新唐人2014年11月26日】大紀元時報の社説『九評共産党』の発表から10周年を迎え、アメリカの首都、ワシントンDCではシンポジウムが開かれました。出席した専門家や人権活動家は、『九評共産党』は中共の邪悪本質を徹底的に暴露し、中国人を精神的に覚醒させ、中国に激変をもたらしていると評価しました。
今回のシンポジウムは大紀元時報、ワシントン・フォーラムと全世界共産党脱退サービスセンターの主催で開催されました。主催者によると、『九評共産党』発表10年来、すでに1億8000万人の中国人が共産党の各種組織からの脱退を表明しました。最近では、多い時には1日に12万人以上が脱退声明を発表しています。
華府論壇 聶森教授
「脱退ブームは中国人が中共の本質を知り、精神的に覚醒した後の選択です。政治的運動ではありません」
シンポジウムに出席した専門家は、『九評共産党』が広く伝わるに連れ、ますます多くの中国人が、中国共産党は古今東西のあらゆる邪悪な本質を受け継いだカルトであることを認識しはじめていると示しました。
盲人人権活動家 陳光誠さん
「中国では朝起きると、至る所に法輪功の資料が撒かれ、家々に『九評共産党』が送られています。それで皆 外界のことがわかるのです。だから中共が恐れるのです」
天安門事件の元学生リーダーで、中国民主大学の学長、唐柏橋(とうはくきょう)さんは、中南海にまで激震を走らせた出来事をシェアしました。
中国民主大学 唐柏橋学長
「ある日の夜、この都市で、天地を揺るがす大事件が起きました。市の5大機構——共産党委員会、市政府、人民代表大会、政治協商会議、軍区の責任者の執務室の机の上に同時に『九評共産党』の冊子が現れたのです」
中国人の共産党脱退ブームは、アメリカの国会と行政部門にも激震を与えています。ドナルド・ラムズフェルド元国防長官が、共産党脱退を支持する署名をしただけでなく、国会でも多くの議員が共産党脱退を支持する決議案を提出しました。また、CECC米議会中国問題執行委員会(Congressional-Executive Commission On China)も、関連の公聴会を開いた事があります。
全世界共産党脱退サービスセンター 李祥春報道官
「CECCは脱退に関する報告書を国会記録の中に収めました」
作家 李科先さん
「脱退は中華圏だけのことではなく、全人類に対する最大の貢献です」
共産党脱退サービスセンターのボランティアスタッフ、王さんは、2年前にアメリカに来て以来、ずっと中国人に脱退を勧め、すでに1万人あまりを脱退させました。最近は、中国の法曹界に電話をかけ、真相を伝えています。
脱退サービスボランティア 王春英さん
「中国の弁護士に集中的に電話をかけました。1万2千通あまりかけました。624人の正義感ある弁護士が法輪功の無罪弁護を引き受けました」
専門家はまた、中国共産党政権は強そうに見えても、旧ソ連のように、その崩壊は一夜のうちに訪れるかもしれないと述べ、民衆には早めに共産党から脱退するよう勧めています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/24/a1156354.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)